ニーズorウォンツ


山田です。

 

嫁のつわりの酷さにもらい泣きしています。

 

世の中にはニーズ商品とウォンツ商品というのがありまして、ほとんどの場合、ビジネスで取り扱われている商品はウォンツ商品だと言われています。

 

ニーズ商品というのは、いわゆる生活必需品です。トイレットペーパーとか、ティッシュペーパーとか、歯ブラシとか…生活を営む上で買わざるを得ないものだと思ってください。

 

その一方でウォンツ商品ってのは何かっていうと、とくに必要ではなくてもあると便利、あると楽しい、あるとハッピー!くらいのレベルの商品です。ゲームや音楽プレイヤー、車なんかもそうですし、セミナーやコンサルティングもウォンツ商品です。

 

この世に存在する商品は、ニーズ商品とウォンツ商品しかない(らしい)んですが、この割合は、1:4〜1:5くらいのレベルでして、そのほとんどはウォンツ商品らしいです。(名前は忘れましたが、海外のエライマーケッターが言ってました。)

 

何が言いたいかというと、この世に存在するありとあらゆるビジネスのうち75%〜80%(ソレ以上かも)は、別にほとんどの人にとって必要ないものだったりする、ということです。

 

「今日から法律によりトイレットペーパーが5倍の値段にふくれあがります!」なんて言われたら、文句を言いつつも買わなきゃどうしようもありませんが、一方で、「今日からウォシュレット使用税を一回につき3000円徴収します!」なんて言われた日には、ほとんどの人は使用をやめてしまうんじゃないでしょうか。痔の人以外。

 

少し話がそれましたがとどのつまり、ほとんどのビジネスの商品はお客様にとって生活必需品では無いので、まずは欲しいという気持ちを呼び起こさなければならないということです。そしてそれ以前に、「自分の商品を欲しがる人はいったいどんな人なのかを明確にする」という作業をしなければなりません。

 

いわゆるターゲティングですね。

 

その上で、「なぜあなたにこれが必要なのか」を理解してもらうために、思考を巡らせて、ありとあらゆる対策を練る、ということです。フューチャーペーシングを交えながら説明できればより一層効果的だと思います。

 

自分の商品を必要としている人はどんな人なのか。お客様を振り向かせるためにどのような口説き文句があればいいか。こういったことを考えていると、自然と適切な言葉が見つかるのではないでしょうか?

 

山田

 

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